180215 ま~ゆ寺子屋

『世界の自然と人々の暮らし』Part2のケセラ報告です。
今回はアフリカ・ケニア編でした。
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◉はじめに日本とアフリカの大地の成り立ちの違いから始まりました。
そこでの植物や野生動物の写真も見せてもらいました。
大昔の地球の成り立ちが土壌にも違いを産み出していることは新鮮な驚きでした。

◉雨が少なく土壌がやせている地域の人々の暮らし
主に主食のトウモロコシの栽培がおこなわれている。
土壌のチッソ不足を補うためにマメ科植物を一緒に植えている。
ただ青々とした広大な土地は換金作物の紅茶などを多国籍企業が栽培しているそうです。
地域の人々の暮らしは日本に比べると決して”豊か”ではないが、素晴らしい工芸品をつくる
工房や学校の子どもたちの表情がとても素敵だったそうです。

◉いっちゃさんたちの砂漠化防止実験
普通に人々が暮らすと草地や木々が減少し砂漠化が進む。
そこで、いっちゃさんたちは一定の土地に溝を掘って囲って人も家畜も立ち入りできない
ようにして、木の成長率や植生の変化を調査しました。調査結果を日本政府やケニア政府に
提言したが土地利用の変化は進まなかったそうで、何故か?は考えてくださいとのこと。

◉砂漠化が何故問題か?
植物群は大気中のCO2を吸収して地球温暖化を食い止める役割を一定担っているが、砂漠化
すると大気中のCO2が吸収されないため、気温上昇が進み地球温暖化が進行すると
いっちゃさんは考えています。
一方で地球温暖化とCO2の増加には因果関係がないという意見もあるそうです。
この件については、もう少し詳しくお話してくださいましたが・・・。
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いずれにしても私たち人間の行動・活動が地域の自然だけでなく地球全体にも影響を
及ぼしていることは否めない事実だと思います。
持続可能な暮らしをどのように考えていくかひとり一人が問われているように思いました。
質疑では砂漠化の広がりから原発の問題、太陽光発電のパネルに使われているケイ素のこと、
ISの問題、ケニアの人はお風呂をどうしているか、マラリアの恐怖など多岐にわたる質問、
意見が出ました。
文:ケセラさん

多岐にわたる内容を的確に分かりやすくまとめていただきありがとうございました。
感謝です。
砂漠化が進んで裸地になった土地も、家畜の放牧や木の伐採をやめると、自然に緑が
回復するという結果の写真を見ていただいてよかったです。
早口で、舌足らずの話で反省することも多いのですが、次回修正したいところです。
話の後の皆さんのご意見はいつも勉強になります。
次のモンゴルの準備の励みになりました。
文:いっちゃさん


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