ま~ゆ寺子屋 『世界の自然と人々の暮らし~日本の里山~』講師:いっちゃさん 今回は、ま~ゆ会員以外の方もたくさん参加されました。 ーーーーーーーーーーーーーーーー ①里山ってな~に 初めに上田の里山の特徴を太郎山山系のアカマツとコナラの植生分布の写真を示しながら 説明していただきました。 ※里山とは人が森林に手を加えたもの。活用されないまま荒れている現実。 ②里山の風景 日本は亜熱帯の沖縄から亜寒帯の北海道まで4つの気候帯に特徴的な森林帯があるのを スダジイ、ブナ、エゾマツなどの写真で説明。 ③人々の暮らしと里山の役割 里山の生態系・エコシステムについて詳しく説明していただきました。 里山は太陽エネルギーを蓄える役割を持っている。 <里山の環境への作用> 夏の気温調査。日陰の無い庭(林外)と木陰(林内)を1時間ごとに比較。 いっちゃさんの実験結果から町の中に林があればかなり涼しくなる。 ※都市計画の課題としてまちの中に里山を作るとヒートアイランドの緩和に。 ④里山のもつエネルギー これまで人間が用いてきたエネルギーと化石燃料などの問題点。 日本はエネルギー資源の96%を外国に依存。輸入額は年間約10兆円から20兆円にもなる。 特に石油資源の大半を国際的に政情不安定なサウジアラビアや中東諸国から輸入している。 <日本のエネルギーを今後どうする?> 森林に恵まれた日本 ➡植物成長に適した太陽の位置や地形にある。 コナラの太さと重さの関係から木の成長率が測定できる。 8年間の観測結果の表・グラフを示しながら森林が蓄える炭酸ガスを灯油の燃焼で得られる エネルギーと比較。 ==エネルギー自立を目指して== 里山のエネルギーを電気に ➡ゼーベック(熱電発電)現在開発中! これからはあらゆる素材から電気を作る時代になる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ お話の後は参加者から感想や質問、意見がいろいろ出されました。 自然の恵みを活かし他国に依存しない暮らし方。 エネルギーを湯水のようにじゃぶじゃぶ使う暮らし方を変える事。 私たちま~ゆが目指している方向とも重なります。 内容の濃い寺子屋でしたが、まとめの力が不足して申し訳ありません。 文:ケセラさん
ま~ゆ市
今月は寺子屋とのジョイント。日曜日でもあり、お久しぶりの顔や寺子屋に参加された
会員外の方も幾人か見学され賑やかでした。
そして新たに末広繁和さんがま~ゆ仲間に加わってくださいました。
これからよろしくお願いします。
司会は都々平さんでした。
<初めにインフォメーション>※詳細は各担当からMLで発信をお願いします。
◆ 3月22日から始まる味噌仕込みの当番について(ミースケさん)
◆ 新・秋和菜園の堆肥入れ作業3/16、区画割4/1について(ごんべえさん)
◆ みんなの家の活用と3/18のBBQのいろり作りについて(パレちゃん・陶吉さん)
◆ 「暮らしの教室講演会」3/15、うえだ食と農の会月例会3/27について(今井さん)
◆ 「2019・ピースフェスタinうえだ」3/21について(ケセラ)
◆ 「消費税の学習会」4/21について(ケセラ)
<3月のhappyバースデー>
今月は、ケセラさんたった一人。
ハッピーバースデーの歌でお祝いされるのは、いくつになっても嬉しいものです。
今井さんから花桃の苗とダリアの球根をプレゼントされました。
いつも素敵なプレゼントを用意していただきありがとうございます。
お菓子はにゃんこ先生がつくってくれたケーキ。
さらにサイヤン自慢の甘夏のピールと、きよちゃんから砂糖まぶしピーナツを差し入れ
していただきました。
ごちそうさまでした。お菓子をいただきながら、しばし歓談交流。
<モノ・コト交換市>
・イガチクの小麦粉(ごんべえさん)
・有機栽培のお米(パレちゃん)
・ほうれん草とフキっ玉(ぶんちゃん)
・古本(ケセラ)
・ハンカチセット山盛り(FUJIさん)
今月もいろいろな品をま~ゆ交換できました。
我が家で不要な物も必要とする人は必ずいます。みなさんも家の中にあるものを
点検して、ま~ゆ市にお持ちください。
ま~ゆで有効活用しあいましょう。
最後に、ごんべえさんのリードで春の歌を2曲みんなで唄いお開きになりました。
文:ケセラさん